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2011年東京街道塾-1回目

 2011年1月22日

一年休んでいた街道塾、今年度は13名
群馬や神奈川、遠くは名古屋から
年齢も様々な今年の参加者とのはじめての顔合わせ。



高円寺の和室の会議室を使っての第一回は
事前の自己紹介アンケートを参考に
作品を見せてもらいました
はじめは塾生も私も少々の緊張感
見せる方も見る方もまだお互いに探りあいです
直感的に面白いと言うことはできても
それが本人の認識とどの程度重なっているのか
僕が話す曖昧な言葉がどの程度伝わっているのか
これは回を重ねていくことで理解できると思いますが
なにぶん、初回では難しい・・



次回からは他の人の写真を見て、自分は何をどう感じるのかを意識して
互いに話ができるようにしていきたいと思っています
自分の見方、考え方以外を否定するのではなく
他人のどんな写真からでも何かを見つけて楽しむことができる柔らかな目と頭が
自分の写真の中から、次のものを見つける力になると思っています。

では、次回からは塾生の方々のレポートよろしく!
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街道塾2011東京二回目ー小林レポ

遅くなりました!やっとアップ出来ました! 
2回街道塾(東京)のレポートです。 
花粉症で声変わりした尾仲さんと、塾生10名で行われました。 
阿佐ヶ谷にて。



1:湯浅さん 
木更津にて、モノクロ約20枚。 私も木更津気になっていたところです。

尾仲さん(以下、尾で省略いたします)「木更津のさびれた感じ出てるね。でも木更津行ったからって、港撮らなきゃいけないわけじゃないし、 写真はもっと自由でいい。昔はフォトショもなかったし、みんな実験的なこといろいろしていたよ。」 


2:かみやさん 

車窓からの風景を主に、カラー40枚。 以前と全然違う感じ。

尾「車窓からの撮影って、予期せぬものが写る楽しみあるよね。私はすごい確率で電柱撮ってるけど。 どんどん流れてくるものをリズム良く撮る。ゲームみたいだよね。」


3:高柳さん 

森、林の写真、モノクロ約12枚。 しっとりした独特なグレーのトーン。 

尾「モノクロは写っているものより、どうしてもプリントのトーンで見てしまうよね。 そのトーンでその人の作品だって認識する。このトーンでスナップ撮ったら、面白そう。」



4:松井さん 

足尾にて、カラー20枚。足尾の豆知識を尾仲さん披露。 

尾「どこがいいんだか分からないけど、とにかくいいんだよ!って写真あるよね。 具体的なものが写った写真より、捉えどころのない何気ない写真の方が惹かれる、ってよくある。」



5:鈴木さん  

カラー16枚。 主婦の買い物するポスター撮ったものを、みんなポスターだと気づかず。スナップだと思った! 

尾「だまされた!写真ってわからないよね。この写真だけ浮いてるもんね。 けど、こういうのが気づかないうちに次の作品のヒントになってるかも。」 




6:程田さん 

カラー約30枚。 お決まりの自分撮りも。

 尾「ガチガチに決めてないのが、程田さんのキャラクターにあっている。 作品を見せる=自分自身を見せる、と同じことだもんね。」


7:岡嶋さん 

ネガスキャンしたものを、インクジェットでプリント。 カラー約20枚。 

尾「違和感のある切り取り方、どうしてここ?ってところが、岡嶋さんの眼なんだよね。」 



8:私、小林さん 

浅草スナップ、途中でカメラが動かなくなり使い捨て買う。 カラー約30枚。 

尾「そろそろカメラを買いましょう。使い捨てカメラの気軽な感じが良かったんじゃない?(はい!) ザ・スナップ、みたいな一瞬のすれ違いを捉えた用な写真は、腕比べになってしまうから、 そういうのはもういいじゃない!」


9:曽根さん 

旅ものと日常と、カラー約20枚。夜を徹してのプリント! 

尾「前回の茶釜といい、金色にきらきら輝くもの好きだね。捉えどころのない風景。 何をどう、誰に見せたいのか考えてみるといいよ。難しいけどね。」 


10:五位野さん 

モノクロ約20枚。 今までのレンズを変えて撮影。

尾「良い意味でもそうじゃない意味でも、使い慣れてないレンズの不自由さが見える。モノクロやるなら、ぜひバライタで焼いてみて。難しいけど、RCと全然トーンの出方が違うから。」



以上、こばやしがお届けしました。次回は湯浅さん、よろしくお願いします!

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2011街道塾東京 第三回

 こんにちは。

街道塾2011東京第3回のレポートです。

今回のレポート当番は湯浅です。

天気:雨風の強い荒れた天気でした。

場所:前回と同様、阿佐ヶ谷会議室です。

震災の影響で一ヶ月飛んでの開催ですが、参加者の皆さんは皆元気そうでした。

括弧内は特に記載がない限り尾仲さんの発言です。

沢山メモしたので沢山載せたいと思います。急いでメモを取っているので誤りがあるかも知れませんがご了承ください。また発言は全て見ている写真、話の流れがあってのものなので解り辛い箇所等あるかと思いますが御理解ください。

少しでも当日の様子が伝わればと思います。



1.湯浅

 モノクロ 野田

「こういう町を撮った写真ってこれからは地震前、地震後っていう風に語られちゃうだろうね」

「まだ黒が潰れ過ぎ。もうちょっと見たいんだよね」

「空がかっこよくなり過ぎちゃってる」

「画面を作りすぎてるのより、ラフに撮ってる方がいい」

「見る人が見たいのは町の説明の写真より撮る人の個人的な眼だと思う」

人が入っている写真。人がいなかったら選んでいない。入ってるのと入ってないの両方撮ってる。入ってるとストーリーっぽくなる。

「川を撮ってるのは雰囲気写真だからこっちの町の写真の方が好き」

「野田には行った事無いけど、こういう場所なら行かなくていいや(笑)」

「僕も名前で行く所を選ぶ時がある」


2.松井さん 

 カラー 冬の寂れた町

「具体的なものが写っているのを絞り込んで集めた方がしまって見えて解りやすい」

「どれを見せてどれを見せないか。何を見せたいかで選び方が変わる」

「クセの無い色で良い。錆びたトタンをカラーで撮るといい感じになるよね」

「距離感が同じものが多いからもっと引いて撮ってもいい」

「冬は影が延びるから逆光で撮るのも面白い」

「新しい家も写真になると違和感ないよ」

「構図をかためようって眼が見えてくる。そういうのから自由になった方が楽しい」

五位野さん「尾仲さんが写真を選んでいくとどうしてこんなに変るんだろう」

「撮った本人じゃないから(笑)思い入れとかがないし。撮ったすぐはそういうのから逃れられないからね」

「何を見てほしいかをまず自分が持っていないと。それがないと見る方も戸惑っちゃう。見る側はそれに従う必要なんて無いんだけどね」

「どういうタイトルを付けるかで見え方が変わっちゃう。写真はそれだけ弱い」

「写真は編集力」

「誰が撮ったかなんてどうでもいい。親父の撮った写真で本作っちゃったし(笑)」


3.高柳さん

 モノクロ 住宅街 自転車シリーズ

高柳さん「ある日自転車をよく撮っているのに気がついた」

「焼きをそろえるとシリーズに見えちゃうのが写真の情けないところ」

「福山えみさんは車を撮ってるつもりじゃなかったのに車ばかり撮ってた」

「自転車の写真って最初から言っちゃうと面白さが半減しちゃう」

「最初からコンセプトとか撮り方を決めちゃうのは面白くない。あとから気づいた方が面白いと思う」

「モノクロはトーンで決まっちゃうね」


4.五位野さん

 モノクロ 沖縄

「どういうスタンスでやるかだよね」

「まずは自分の興味のあるものを選ぶべきだと思うし、それを出すのが自分の写真を作るってことだと思う」

「自分の好きなものを撮る。それ以上でもそれ以下でもない」

「焼きたいのを焼いてればそのうち見えてくるかもしれない。今は今の自分で写真をやっていい」

「昔のベタ焼きとか見ると同じものを20カットも撮ってたりするんだよね。今は前後にある一枚の方が全然面白いじゃんって思うけど、そのときはそれを焼くしかない」

「若い人は大人の目を気にしないで自分を出すべき」

「小松崎くん、完成形なんてわからないしその場で面白いものを出してる。それに引っかかるし、それでいいと思う」



5.曽根さん

 カラー 足利の旅

「自分の写真を自分でイメージコントロールすべき」

「どうしようもない風景をこういうトーンで焼いたものと、食ったり飲んだりしたものが同じところに入るか」

「女子写真からは脱却した方がいい」

「自分を写真の中に出す加減だと思う」

曽根さん「暗くなりすぎると思ってこっち(女子写真)を入れたんですけど」

「いや、そんなことないんじゃない。入れちゃうと全部私の写真ってなっちゃう」

「暗いのはあなたのキーポイントなんだからいいじゃない」

「寝た所と食べたものは私的になりすぎる」

「風景とかから女子を出した方が上品」

「色とかはすごくいいと思いますよ」

「同じ所に行くと定点観測的になっちゃうからあんまり面白いと思わない」

「同じ所に行くと同じものを撮りますよ。迷わないし」


6.程田さん

 カラー 鳥居¥250,000

「程田ワールド」

「押しが強くなくて見やすい。距離感がいいんだと思う」

「選ばなくていいや(笑)」

「色んなものが入ってるけど一人の人が撮ってるってわかる」

「人を撮ってるけど悪意がないから良い」

「こういうのって簡単そうに見えて難しい」

「こういうのは切りがないから区切りをつけて見せるのもいいかな」

「上手すぎるのが入ってると引いちゃう」

「人物スナップは上手さを競ってる感じがしちゃう」


7.岡嶋さん

 モノクロ

「覗き見てる感じが面白いかな」

「ヘタなプリントの方が何かリアルな感じがするんだよね」

「プライベート、見ちゃいけない感じがする」

「切り取り方の具合の悪さは才能。ヘタさを残しておいた方がいい。上手になると無くすものも多い」

「町の写真屋さんに頼んだ様なトーン。クセがなくて見やすい」

「トーンで何かを感じるのが僕らの世代」

「このトーンだから作品に見えないって所が面白い」

「鑑識の写真」

「こうじゃなきゃいけないっていうのは無い」


8.小林さん

 カラー 中華街

「中華街で撮ったのか、中華街を撮ったのか。そこがけっこう大切」

「人を撮りたいって思ったのがどっかにあるんでしょ?じゃあどう撮るかだよね」

「人物スナップはものすごい数打たなきゃいけない。打たなきゃ外れない」

「ただのハズレじゃないって言える眼がないとね」

「ブレとかボケってカメラがやることで、そういうものに委ねるって覚悟のいること」

「外す写真は難しいよ。デザインのセンスとかあるんだから、そういうのを活かした方がいいんじゃないの?」

「何でも撮ってその中から選ぶのは不可能だよ」

「また同じ様な場所に行って同じように撮ってみて、それを並べてみたら何か解るかも」


9.鈴木さん

 カラー 動物園

「檻越しに意識して撮ってるのが面白い」

「こういう見方を檻を使わずに出来るんじゃないかと思うんですよ」

「元々見てくださいって所だから裏返さないと面白くない」

「写真になるとこういう風に見えるっていうのが面白い」

「写真は自由だからどんどん壊していっていい」

「面白さは偶然見つけるもの。もうみんなの写真の中にあるんだけどなかなか気づかない」

「いくつか見つかればその中間が見つかる。それを続けていくと何でもいいじゃんって気がしてくる」


以上です。

街道塾も3回目になり、参加者の皆さんそれぞれのカラーが出ていて楽しい回でした。これから皆さんの写真がどう変っていくのか。全く想像できませんが、面白くなっていくに違いないのでどんどん写真を撮っていきましょう。僕も沢山撮ります。鈴木さん、おやつご馳走さまです。

終わった後はさくら水産。二次会は街道へ。街道メンバーの方とも話せて楽しい時間でした。

それでは次回のレポートは五位野さんです。よろしくお願いします。





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街道塾東京2011 6月25日


街道塾東京011
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2011街道塾東京 第四回

こんにちは、街道塾東京第4回目のレポートです。
今回は本来であれば五位野さんの予定でしたが、急きょお休みということで、
代打で鈴木が務めさせていただきました。写真はいつもどおり程田さんです。
場所は第1回と同じ馬橋会議室です。

尾仲さんがフランス・ドイツに行っていたので、2か月ぶりの開催となりました。
今回は9人。街道塾OBの畔柳さんが見学にいらっしゃいました。
尾仲さんのドイツみやげのチョコレートを食べながらのスタートです。

なお、「」内は特に記載がない限り尾仲さんの発言です。
急いでメモを取っているので間違いや抜けているところもあるかも知れませんが
ご了承ください。また発言は写真を見ながらのものなので、わかりづらい部分も
あると思いますが、少しでも当日の様子が伝われば、と思います。



1.鈴木 カラー18枚 

「不確かなものでくくると統一感を感じるけど」
「(畔柳さん)陰湿なトーンのみを見て、(写真の)中身を見てもらえないかも」
「見ている人が全く共感できなくても少し謎を残したほうが面白い」
「前よりいろんなものを撮っていて面白い」
「写真て弱いから、色味やトーンを変えることでよく見えちゃう」
「モノをしっかり見せようと思えばノーマルなプリントがいい」


2.湯浅さん 銚子 モノクロ20枚

「銚子どうだった?」
(湯浅さん『風が強かったです』)

「モノクロはまずトーンを見られちゃう。このトーンでよかったのかな?」
「シャドー部の落ち具合がもったいない」
「銚子を説明する必要はない、銚子で何を見つけたのか?」
「面白いならその場所を集めた写真を見せる」
「”私の旅日記”にならないようにしたほうがいい」
「写真は組み方だと思う」
「撮り方がすごいシンプル」

(畔柳さん『同じの何カットも撮りますか?』)
(湯浅さん『ほとんど1カット。中には3カット撮ったのもある』)

「その街が面白いと思ったら街に任せてしまう」


3.紙屋さん カラー16枚 

「どっかで切っていく見せ方がある」
「うまさを拒否していく」
「中平さんの写真て、中平さんの興味じゃないですか」
「興味のあるものと写真を撮るものは違う」
「非写真的な被写体を撮って作品として成立させる」
「崩していく・外していく・離れていく先に何があるのか?」
「写真っぽくなくしていくやり方、それも一つの撮り方、それが面白いと思えるか」
「うまく外した=うまく撮れた」
「矛盾を感じている中で選ぶあやうさ」
「こういう中に一つ写真的なものが入っていると浮いているんだけど気になる」

(紙屋さん『基本的には植物が好きでそれを撮りに行っているけど、
 それだけではつまらないと思う自分がいる』)
「(植物以外の被写体には)植物的なものを感じているのかも」

(紙屋さん『外す、外すと考えると難しくなっていっちゃう』)
「直感でパッと撮っちゃう。確認せずに撮る」


4.高柳さん モノクロ10枚

「モノクロってやっぱりトーンで見る。このトーンで出されたときに美しければ
 美しいほどトーンで見せられている気がする」
「このトーンだから面白く見えるが、このトーンでなければいけないのか?」
「印刷では出ないトーン。じゃあ、この写真の魅力は何だったのか?となっちゃう」
「印画紙がなくなってこれまでの色が出なくなりますよ、って言われてもそこで勝負しているわけではないし、
 そんなのでダメになるようならそんなもんでしょ」
「写真の良さというのは、印画紙の違いなどでダメになるものではない」

(畔柳さん『展示されていたら立ち止まるきっかけがいっぱいありそうな写真』)

「こういうプリントに合った被写体を探して撮っていったら」

(畔柳さん『マクロとミクロとを行き来できるような写真』)


5.程田さん カラー30枚

「前回までのおさんぽ写真だけじゃない写真も」
「その中でどの面を自分で出したいか」
「日々撮った写真が僕の写真だ!ということができるか。そこにファンがついているか」
「キャラクターは大切」
「見ているほうは、この人(撮影者)はどういう見方をしてるのかが気になる」
「違う要素の写真が出て来ると、見ている人はどうしたんだろう?と思う」
「一つ基本が決まると素直に見れちゃう」
「どっかとっかかりがあると見ている人はこの人(撮影者)の興味がわかる、人とか」
「いろいろなものが入っていて、何を見て話したらいいのか迷っちゃう」
「撮りたいものを撮りたいように撮っているから上手く撮れ過ぎちゃっている」
「いろいろ実験してみる。悪いこと考えるとか(笑)」
「人物中心的な持って行き方してみてよ」




6.小林さん カラー16枚 最近のと2年前の写真

「色も大切だけど何に興味があるのか大切」
「何かレイヤー的なものが好きなんだよ」
「人物を撮ることに興味があるか?撮り方よりもモチーフとして」
「(幟のアップの写真を見て)大いなる挑戦だよね」
「いわゆる旅ものじゃなくて小林さんの目」
「あとは人のスナップをやりたいかどうか。人のスナップをする人は
 どっかですごく残酷な性格の人。(小林さんに)そういう要素があるか?」
「人は写っているけど重要じゃない撮り方も面白いけど意識的にやるのは難しい」

(小林さん『人物を撮りたいというわけではない』)
「興味があるものを楽しみながら撮らないと続かない」
「どうせやるなら難しいほうが面白い」
「(2年前の写真を見て)言い方悪いけど、商売になりやすい」
「もっといっぱい見たら面白いと思うかもしれない」
「作家として出していかないと存在できない」
「展示することを前提に50枚作品を作ってみる」
「何やっているんだろうと思っても絶対にわからない」
「褒められようなんて思わないこと」


7.曽根さん カラー24枚 国内とハワイ 

「国内とハワイは色味を意識的に変えているの?」
(曽根さん『いいえ。国内のほうはシアンが強くてかなり補正したけどまだ残っている』)

「色調にもう少し統一感があってもいい」
「これから印画紙はどうする?感材の件は生殺しみたい。地デジみたいにあと○年。とか
 決めてくれればいいのに」
「僕があなたくらいの年齢だったらカラーネガを捨ててるな」
「(撮影の対象が)徐々に広がると思う」
「晴れた日の写真は曽根さんぽくない」


8.倉田さん カラーパノラマ17枚

「ストーリー仕立てになっているの?」
(倉田さん『なんとなく』)

「パノラマと意識しだしてくると窮屈になる。自分がパノラマを使ったときは”スナップを撮ろう”と思った」
「カメラに自分の撮り方を決められちゃうのはつまらない」
「特殊なフレームを使うと絵作りになっちゃうのはつまらない」


9.奈良さん カラー15枚

「単なる複写じゃ面白くないと思う」
「半分複写、接写みたいなので作っていくと面白い」
「昼の写真をやめて、夜の無国籍な感じが面白いのでは?」
「リアルな複写で面白くするならもう一つ何かほしい」
「リアルすぎて逆に写真ぽくない」
「状況説明をしない写真が並んでいるのが面白い」
「ストロボを焚いて撮ったらこんなのになっちゃった感が面白い」
「妙なアクシデントじゃない写真でもいい?」


以上で終了です。最後に集合写真をパチリ。

街道塾東京011

来月は杉並区の会議室などが節電対策で休館のため、
阿佐ヶ谷駅近くの「山」という元スナックのレンタルルームで尾仲さん秘蔵の
映像を上映することに。打ち上げに行く途中、「山」の場所を確認。

打ち上げは予定していた中華料理屋さんが臨時休業。一旦街道に行って、
和田屋さんへ行きました。本山周平さんや個展開催中の佐藤春菜さんたち
ゲスト多数!2次会さくら水産まで盛り上がりました。

次回はレポートあるんでしょうか?あれば、五位野さん、お願いいたします。

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街道塾2011清水

今年の街道塾合宿は静岡県清水で東京、大阪、OB総勢19名で開催しました。
大荒れの天候で空模様が心配でしたが、幸い雨に降られることもなく二日間を楽しめました。



初日4時にホテルに集合、18きっぷや夜行バスを使っての人も多かったようです。
まずは会議室で作品を見せながらの自己紹介スライドショー。



それから居酒屋の宴会場へ移動してお楽しみの懇親会
マグロの刺身に桜えびのかき揚げ、モツカレーなど清水の名物を楽しみました
由比の日本酒「正雪」が旨かったです、ぐいぐいいってしまいました
シメの茶漬けもうれしかったです。



その後、夜の街をぞろぞろと徘徊して清水の夜は終りなくつづきました



翌日は遊覧船で三保へと渡り撮影



今にも降りだしそうな海
富士山もまったく姿が見えません
でも、くもりの日にはくもりの写真を撮ればいいのです
オナカはなかなかの一枚がこの時に撮れましたよ



最後にみんなで鮨を食べて解散
人気のなさそうな店でしたが、どうしてどうして旨い鮨でした、さすが清水!



駅への送迎バスを降りると大雨が降りだしましたラッキー!
これを機会に大阪、東京と行き来もぜひしてくださいね。

オナカ
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街道塾2011東京9月 そら塾


街道塾東京第6回目。
レポート担当は岡島です。
いつものとおり、空気も読みつつ、想像力で見てください。(尾仲さんの発言のみでまとめました)

今回は「そら塾」での開催となりました。
初めて行きましたが、少々不安のある(笑)、でもとてもなつかしさを感じる建物でした。




1.岡島 モノクロ 6枚

面白い被写体を見つけたときに、どう料理するか。見せ方が変われば見え方も変わる。
これはこの中にあると、浮くかな。
曇りの日は曇りの日のしっとり感や雰囲気が、プリントによってもう少し出せる。
全体の雰囲気が大事。
空をもう少し出して、それに合わせて全体をもっと落とすと、雰囲気が出る。
モノクロは、露光でずいぶん変わる。
猫がど真ん中にいるのが気になるな、せっかくバックの建物が面白いから、活かしたほうがいい。
真ん中に写ってる夫婦に神経が行き過ぎている。周りのものもしっかり焼くこと。
撮っているときは見えていない部分も、写真には写っているから、写っているものは全て等価なので、それらも出してあげること。
空は、その日の状況を伝えるものなので、意図的に出していくといい。
映りこみの写真は、雰囲気は出るが、そこに頼るのもどうかなと思う。
とにかく、丁寧に焼くことですね。


2.高柳さん モノクロ 11枚

どういうトーンで焼くか、どういうイメージを伝えたいか。見るほうもそういうつもりで見る。そこが写真の怖いところ。
写っているものはなんでもないものでも、寂しいもの、暗いイメージのものになってしまう。
何が写っているかは関係なく、どのトーンで焼くかが全て。
プリントで伝えていくことは大事だけど、それが前に出すぎるのも危険。
若い頃に、ハイコントラストでガチガチの写真がうれしい、みたいなのと変わらなくなってしまう。でもこれは美しいですよね。
具体的なものが写っている撮り方のほうが、見てるほうも楽しい。
こいうの、キリないじゃないですか。楽しいですけどね。
まず人が撮らない、シンプルなもの、わけわかんないものの方が面白いかもしれない。
濡れた草や地面を撮ったものよりは、透け感のある植物を撮ったものの方が、発見したときのことを見るほうが想像できて楽しい。
もしくは、水たまりや地面だけを集めるのも楽しい。そうすると、トーンだけの写真ではないような、メッセージが出てくる。
楽しんでいるのが伝わってきます。


3.紙屋さん カラー 42枚

まず撮らないし、選ばないものを出されると、こっちが試されてる感じがする。
どう撮ったかよりも、選ぶときに、どうしてこの人はこれを入れたんだろう、と考えざるを得ない。
見えないキャッチボールをせざるを得ない、それが写真のおもしろさ。
一定の撮り方をしない、被写体を選ばないんだよね。
これはどういう括りで見せていくか、完成形がないから。
どういうタイトルをつけてどうまとめるかで、意味合いが変わってくる。
具体的な展示とか、考えてる?
写真はどんどん撮れちゃうし、どこかで区切りをつけないと、溜まるしわけわかんなくなっちゃうでしょ。
写真を消費していくことをしないと、次になかなかいけないよね。
個展もいいけど、自分の知り合いしか来ないから、グループ展のいいところは、自分の知らない人も見てくれる
ところだから。
何人かでやってもいいし。
デジタルは、際限なく撮れてしまうよね。どうしましょう(笑)
個人のHPはそんなに人は見てくれないしね。一瞬見るだけの寂しさみたいなものもあるし。
どっかでデジタルに切り替えないといけなくなるんだろうけど、憂鬱になるんだよね。あとから見返す作業をしなくなるような気がするんだよね。
やっぱり、1回、出すこと考えましょうよ。キリないよ。1度にたくさん展示できるスペースとか探してさぁ。


4.曽根さん カラー 16枚

色味も揃ってるし、きれいに焼けてると思います。
特に海外だと、曽根さんのパーソナルを出すべきか、いつものアイテムみたいなのを出していくのと、
もうひとつ何かがほしい。
それを、見ている人が共感したり、好ましいと思うものであればいい。
いっぱい写真を見せる中で、「私の写真」を見せていかないといけない。独特の色、被写体、構図・・・
それは規定のものじゃないほうがいい。「私の写真」と、分かるものがあるといい。
撮ってるものとか、もっと個性的でもいい。
分かりやすいのは、1冊本を作ろうとすること。タイトル・表紙・並べ方を考えることが、自分が何をしたいかを見つけていく作業だと思うので。
上手に撮れているから、見栄えがいいから、いい写真、ではない。惑わされてはいけない。
本当に自分が見せたいものは何かをちゃんと見せる。
シビアに見て、捨てていくことも大事。
曽根さんの掴み所のないところを、写真に出していくといい。私はこういう人、という、写真でキャラクター付けをしていく事をこれからしていきましょう。
どういうところに出して行きたいのか、具体的に考えていこうよ。
どこを狙おうとか。そのための構成を考えたり、少しずつ動き出しましょうよ。
冊子は時間と場所を超えるから、強いよ。


5.松井さん カラー 16枚

カッチリ決まってる写真が多いですね。
港って、ワクワクするけど、意外と撮れないんですよね。なんか、面白味に欠けちゃうんだよね。
楽しいんだけど、いつも同じだなぁと思う。
工場、建物もうまいことハマりすぎると、そこから先の面白さにつながらない。
そもそも面白さを求めないのもある。
男の写真、という感じがする。
そこで止まれば、とてもいい写真は撮れるけど、そこから先にどうつなげるか、だと思うんですよね。
曇りの写真で陰影がないから、ますますそう見えちゃうのかもしれない。
人が入っているだけで、情緒的になったりするところが、写真の弱いところ。
フツウに見れば、写真のうまい人なんだけど、ここで終わったらつまらない。ここからどうするか。
安易に人が入ればいいわけじゃないし、難しいよね。
普段はもう少し感覚的に撮ってませんでしたっけ?
バッチリ撮れてるんだけど、それをどう料理するか。みんな平等に舞台に立っているけど、どれかをバックにしてもいいから、どうバランスを崩していくか、なんだよね。
バランスが取れているからこそ、弱い、というのはあるんだよね。
人のポジショニングとか、背景、よく見て撮ってるなと思うよね。
人が入ると、完成度を求めている写真じゃなくなって、その部分が弱くなって、本来そこにいない人が入ってくることによって、自分が閉じ込めようとしてる風景が崩される、というのを求めているのかなと思う。
全く偶然じゃないわけだから。人が来るのを待ったりするわけだから。
人が入ることによって、よくなるかもしれないし、崩れるかもしれない、その偶然性に賭ける部分もある。
人が入ると、なまっぽくなるよね、写真が。




6.程田さん A3カラー 19枚

今回はガンと強い写真が多いね。詰め込んでる感じ。
1枚だけ雰囲気が違うのがあるね(笑)この辺は上手くできすぎちゃってるね。
こういう、どうしようもないやつがいいよね。
テクニックや思想を感じさせないものがいいんじゃないですかね。
言葉をポンと持ってくるとか、キャラクターがもう立ってきているので、そこをもっと出すといい。
街の変なものとか、セルフポートレイトとか、うまくバランスが取れてればいいと思う。
コンテストも、ギュッと凝縮して出すといいと思う。
大きさが違うと、イメージ違うよね。


7.湯浅さん モノクロ 18枚

シャドウ部の潰れ方がきもちわるい。コントラストはあるのに、潰れ方が、一番黒いところが黒くないからそう感じちゃうのかな。締りがないというか。
印画紙と現像液の組み合わせによって、ぜんぜん変わっちゃうからさ。
どの組み合わせが自分はいいのか。温度が高いとねむくなるし、定着が長いとねむくなる。10分は長いかな。
せっかくいろんなものが写ってる写真なので、ディテールが見えないともったいない。
完成形を撮り過ぎているので、今は意味の無いものを撮ってみることが大切。
全部とは言わないけど、具体的なもので何が自分は好きなのか、そういう中に自分のオリジナリティーが出てくるものなので、それに気づくと今度は意識的に撮るようになるので。
プリントでもっとよくなる写真ですね。


8.鈴木さん モノクロ 18枚

写真としての美しさがある。
猫いっぱい撮ってるの?撮られ慣れてる猫だね。(これいいね、これもいいね・・・((笑))
タイムラグがあるカメラだと、猫撮れないんだよね。
うちの猫は、モノクロにすると、どこが頭でどこがしっぽか、分からなくなるんだよなぁ〜(笑)
犬好きは自分ちの犬しか好きじゃないんだけど、猫好きはどこの猫も好きだから、猫をDMにするといっぱい見に来てもらえそうだね(笑)


以上です。

終了後に、OBのみなさんが合流、野村恵子さんの手料理と、おいしいお酒とともに、
尾仲さんのスライドを見せていただきました。
立派な野菜で作られた料理はどれもおいしく、スライドもすばらしくて、幸せな時間でした。
坂巻さん手作りの肴も、とてもおいしかったですね。

みなさんありがとうございました。


次回は10月22日(土)13時から 高円寺馬橋会議室です。

よろしくお願いします。

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