合宿後の街道塾。
かなり打ち解けて様子でみなさん賑やかです。
お互いの写真についての意見や個性
自分の写真の伝えかたなども
ちらほらわかりはじめたような気がします。
ではレポートをお届けします。
だんだん皆さんの意見が聞かれるようになりました。
特に尾仲さんの発言はの括弧で名前を入れます。
*畔柳さん
●デジタルカラープリント
合宿、隅田川下り(水上バス)
・浜名湖でのベストショットな風景は皆撮っていた
・今思えば浜名湖に存在感あった観覧車は邪魔か?
(観覧車は撮ってしまう)
・隅田側下りでの人々は似たように撮れてしまう
・自分はひねくれて冷静に観察してるんだよ、みたいにも見える
*森下(尚)さん
●デジタルモノクロ&カラープリント
合宿へ行く途中の風景と合宿の写真
・旅情がいいなぁ
・この町がどうだったのか(何年か経って写真を見て思うこと)影とか
テクスチャーとかじゃなくて引いて撮ることも大事。いろいろ撮ること(尾仲)
・中途半端な時間が経った面白さ
・山梨辺りの風景、面白い。甲府とかまだ古いまま残っている
・視野を広く持ちつつもテリトリーを決めて撮るのもいいんでは(尾仲)
・僕は銅像とか躊躇なく撮って見せることができない。森山さんはやっているけどね(尾仲)
*牧さん
●モノクロプリント
木更津
・トーンの差が気になる
・フォルターを一度決めたら変えない。その号数に合わせる露光
*中原さん
●モノクロプリント
逗子、東戸塚
・プリントが暗いのが残念。黒がつぶれない印画紙もある
・今日持参した写真は2種類のテーマがあり、今までになかった切り取りかたが不思議な感じ(尾仲)
・今までの撮りかたでもっと他にないのか?探している。楽しいわけじゃない。
もっと悩みます(中原)
*藤井さん
●カラープリント
八王子ー高崎沿線。茂原
・(プリントの)色の偏りが気になるがうまくなってきている
・パッと見て判断できない面白さがある写真がいい(尾仲)
・味のある看板とか別にいらないでしょ
・ストーンと正面で撮っていていい
・東京よりも千葉、埼玉の方が撮りやすい(藤井さん)
*伊藤さん
●デジタルモノクロプリント
熱海、浜松、合宿
スナックがいっぱいの町中など
・昼間の呑み屋街はおもしろいか?
・呑み屋の写真を自分はどうしたいのか。カタログ的にするのかどう使うか。
・町の寂れ具合よりも町独自の感じがでた方がいいのでは
*小松さん
●デジタルカラープリント
35ミリと35ミリをトリミングしてパノラマにした写真
柱シリーズ(次回10/17(金)・18(土)・19(日)、10/24(金)・25(土)・26(日)ギャラリー街道で展示)
・人がクロスするのが面白い
・パノラマいらないんじゃない?でかく展示するなら面白いかもだけど(尾仲)
・スライドや写真集は順番が決まっていて強制的に見せられるが
展示はどこからでも見られるということ
*八木さん
●デジタルカラープリント
写真展を行った『夜道』の続き
・光の数の少ないところで撮ってみた(黒い背景)
・プロジェクターに投影するときれいかも
・撮影地どこどこと書いてあるとおもしろいかも(場所がわからないから)
・ホントのものがわからないから私は面白い(八木さん)
・CGとかで作れると思われるがその表現が写真でどうか
というところが微妙なところ
*篠崎さん
●カラープリント
合宿、新宿 他
・引かずに寄って撮ってみた
・ゆるいかんじが面白い
・晴れてない方がいい発色
・(プリントの)調子が整ってきた、あのカメラの味が出てきた
・篠崎さんのたたずまいのように、ゆっくり、静かに撮っている
*加藤さん(大阪街道塾より参加)
●デジタルカラープリント
浜松周辺の町
・まとめかたがわからない(加藤さん)
・土地とか時間とか自分のために繋がっているだけで
いかようにも組み合わせられるのが写真の面白さ
・似たようなものを集めればいいというわけではない
・心象のかけらも見えない写真が僕は好き(尾仲)
・人に言われてひるむようじゃダメ
以上です。
次回は再び根岸のそら塾にて10月19日の14時からです。
よろしくお願いします。
COMMENTS
森下さんの雨に日の車窓からのカット数点。
シノさんの全体に静かだけどグッとした感じ。
藤井さんの巻で、「パッと見て判断できない何かがある写真がいい」
が印象的でした。
小松は10月の回はお休みです。無念。
次からはフィルムで撮るべし。と思ったりもしています。
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