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2011年大阪街道塾-1回目

2011年2月20日(日)

いよいよはじまりました、「街道塾・大阪 2011」。3年ぶりの開講となる今回の参加者は、女性6名・男性4名の計10名で、三重や岡山からの参加者もいらっしゃいます。これから一年間、皆さんそれぞれどうなっていくのか、楽しみです!



初回ということもあり、まずは尾仲さんがプロジェクターを使っての自己紹介。休憩をはさみ、初対面による若干の緊張感もほぐれたところで、塾生の合評に。

以下、挙がった話題、気になった言葉を抜粋して掲載します。「」内は尾仲さんの発言。但し、会話の流れであったり、特定の写真を前にされてお話頂いた内容であることに留意願います。
「順番どうしようか(中略)じゃあ、誕生日順でいきましょうか(笑)。次回からは、どんどん積極的にみんな作品並べて、どんどん意見言ってもらっていいから」

1・宮崎さん
「撮りたいものが既成のものに始まるのは仕方ないと思うんだけど、お手本プラス何かがあれば面白くなると思うんだよね」 写真を2列に分けて組む、上段「撮るべきして撮られる写真」下段「なんでこれ撮ったんだろう」→「それがあなたの写真なんじゃないかな」「撮ってみようとすることが面白い」「カメラで遊ばないと」 「頭でイメージつくらずに、写真になるとどうなるかを楽しんだほうがいい」「ダイレクトなあなたの目が面白いことに気がつけば、もっと自分の写真が見つかる」「どの写真を自分の写真として選ぶかが重要なので、選んだ写真はもうちょっと大きくしたほうがいいね」

 2・南さん
「あなたの好きな写真の撮り方があると思うんですよ。(オランウータンの写真を見て)これポンと見たときにあなたの写真か動物園で買ってきたポストカードかわからなくなっちゃう。たとえば『寝てるシリーズ』とかで集めてもできちゃうと思うんだけど、すぐ飽きちゃうと思うんだよね」「誰も観たことないものなんてないんだよ、写るものしか撮れないし。新しいものなんてないんだから、なにを選ぶ、かと思うんですよ。なにを私の写真として出すか」「写真は一枚一枚の価値は同じ、それが組み合わさってなにか意味が生まれる。写真は組み合わせだと思うんで」「並べると、ひとつの世界ができる」「ライオンがダメ、ペンギンがダメということではなく、これだけの素材の中でどれだけ意識的にやれるか、確信犯になれるか」「時系列に並べなきゃとか見る人は、そんなの全然関係ないんだよね」 「時間も土地もどうだっていんだよ、写真て」→動物園とかフランスとかじゃなくなっていく。同じ因子を持った写真がバラバラで現れる。それに気づけばどんどん広がっていくんじゃないか。→「自分が写真を支配するんじゃなくて、写真が自分に教えてくれるんで」 「自分の思ってることは人に伝わると思わない、むしろそこが面白いんじゃないかと思うんだけど」→なにをどういうものを作りたいか。考えさせることが大事なんじゃないか。答えを与える必要はない。

3・高倉さん
ある種のイメージのわかりやすさについて「見たときに『あぁ、この人は路地裏のこういうのを撮るんだな』とかわかった気になってそこで終わっちゃうと思うんだよね」→「イメージを持たずに普通の街をポーンと撮る」「ここでなぜ撮るか」どこでも撮れることの強さ→(誰も光を当ててないものに、光をあてること?) 「写真て足で稼ぐしかないと思ってるんで」「数ですよ、写真は」「フィルムで撮ってると、量というのがはっきりあるんで『これじゃあ今日は帰れない』とかあるんですよ(笑)」「デジは失敗があんま残らないからね。失敗にヒントがあったんですけどね」

4・久保さん
「なにを撮ってもいいわけですよ。風呂場でもいいし、ミシンでもいいし。漁村まで行って、ミシン撮ってきたっていいわけでさ。ひとつの世界ができる」「あまりにも死んじゃった町にしちゃうのもどうかな」 (久保さん「ぼやけるかと思って分けた」)「う〜ん。あえて人をいれない、と分けないほうが幅が広がるんじゃない?」 「あんまり重くイメージを作っちゃってもねと思うんだよ(中略)それは本当に本人の意識なんで....」 「写真に人が写ってると、まず人を見るじゃない。人と背景の主従関係・距離感だと思うんだよね」「死んじゃったものより、まだ生きてるものの方が私は好きですね」

 

5・奥井さん
「作品を撮ろうとしなくていいと思うんですよ」「『花は綺麗』ということになってるじゃないですか。『夕焼けは美しい』ということになってるじゃないですか。そこで花は綺麗、夕焼けは美しいというのを提示してもそうだよねてなるしかないじゃないですか。そこにプラス自分の目があると何を撮っても作品になると思うんだよね。」→テクニック的なことよりも「これを見てるあなたを見るから面白い」 「多分、ここに持ってきてないだけなんだと思うんだよ」「意識的にこういうのを選び直すと全く違うのが出てくると思うよ」→すでに写っている、それを自分で見つけてないだけ「それはきっとみんなそうだと思います」

6・塚本さん
「人の顔て強いよね」どういうものを撮りたいか、興味「人は背後になにがあるかで変わるよね」 「普段撮れないとつまんないから、日常的に撮れるといいね」「こっちでもやった方がいいんじゃないかな」 「人を撮る時て距離感じゃないですか」「関係をあらわすよね」「機材でも相手が変わるよねぇ」

7・木澤さん
「変なとことってんだけど、極端に変なとこではなく、『なにかある』写真」 「押し付けない見せ方」「ひとつのヒントで見え方がざっと一変する」「答えを最初に押し付けると見えなくなっちゃうんですよ」→見る人に見つけさせる 「距離感」「見せ方の間合い」

8・三上さん
「場所性とこのトーンのモノクロが相まって時代が解んなくなるね」 「完成させない画面の作り方」→色んな良いとされる要素の切り捨て→逆ロジック「うまく写るとまずい」→見えない作為「スナップに見える要素、その要素を分析して取り込む」→「『なにこれ!』がない」 選んだ写真のどこに惹かれるか→「発展形があるとおもうんだけどな〜」→場所性を変化させる?

9・中川さん
「祖母の記録としてだすと美しいんだけど、どうしても重くなっちゃう。強すぎるんだよね」「ドキュメントとしてもできるし、そこから解放することもできる」 「こんな写真、あんまり見たことないよね」「記憶のどっかにあったような」 (『モノ・質感』『逆にヌケてる感じ』に二分化し、)「写っているものは分かっていて、写真がここにあるのに、掴みきれない感じ」 うまくいかないプリントのリアリティ(その魅力)→「ここまで焼ければせざるをえない話だけど、ネガのゴミは全て取れるので、取りましょう。スポッティングするより全然いい」

10・吉村さん
「なかなかうまく写らないんだけど、それを含めて見せれると思うんだよ」「ブロックで分けるんじゃなくて、いろんなところで撮った色んなものをまとめるとそこを楽しめる」「もっと自分の好きなものを撮ったらどうだろう」 「みんな同じ場所に行ってもみんな違うものに興味もってるわけでさ、その違いが面白さだと思うんだよね」 「ネガはお店で本当、色変わるので好みの店を見つけると、また変わりますよ」「光沢紙が色は見やすいかも」「(自分の作業内で)コンタクトシート見てる時間が一番長いですから」


以上で初回は終了です。皆様おつかれさまでした。見せていただいた皆さんの写真がどうなっていくのか、次回が今から楽しみでしょうがありません。次回は、4月3日、14時から同会場にて行います(詳しくはメールにて連絡させていただきます)。 この日はその後、参加できるメンバーでなんばの味園に飲み会へ。街道塾OBの方や、ちょうど大阪にいらっしゃっていた写真家・白石ちえこさんもそこから参加頂き(ありがとうございました!)、最後は24,5時くらい解散。

- | comments(2) | -

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COMMENTS

Posted by kizawa  at 2011/02/23 11:11 PM
早速のレポートアップありがとうございます。
前回から2歳も年を取り、腰痛持ちになってしまったこともあって、長時間の合評に耐えられるか不安でしたが、苦になるどころか楽しい時間でした。
これからどんな写真を見ることができ、見せることができるか、一年間楽しみです。
よろしくお願いします。
Posted by はしもと  at 2011/02/24 7:43 PM
>kizawaさん
いや〜、おつかれさまでした。kizawaさんの写真が並んだ時の、尾仲さんのニヤケ顔、見逃しませんでしたよ!次回も写真、楽しみにしてますね〜

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