スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | - | -
<< 2011年大阪街道塾-6回目 | 2011東京街道塾 10月 >>

街道塾2011東京9月 そら塾


街道塾東京第6回目。
レポート担当は岡島です。
いつものとおり、空気も読みつつ、想像力で見てください。(尾仲さんの発言のみでまとめました)

今回は「そら塾」での開催となりました。
初めて行きましたが、少々不安のある(笑)、でもとてもなつかしさを感じる建物でした。




1.岡島 モノクロ 6枚

面白い被写体を見つけたときに、どう料理するか。見せ方が変われば見え方も変わる。
これはこの中にあると、浮くかな。
曇りの日は曇りの日のしっとり感や雰囲気が、プリントによってもう少し出せる。
全体の雰囲気が大事。
空をもう少し出して、それに合わせて全体をもっと落とすと、雰囲気が出る。
モノクロは、露光でずいぶん変わる。
猫がど真ん中にいるのが気になるな、せっかくバックの建物が面白いから、活かしたほうがいい。
真ん中に写ってる夫婦に神経が行き過ぎている。周りのものもしっかり焼くこと。
撮っているときは見えていない部分も、写真には写っているから、写っているものは全て等価なので、それらも出してあげること。
空は、その日の状況を伝えるものなので、意図的に出していくといい。
映りこみの写真は、雰囲気は出るが、そこに頼るのもどうかなと思う。
とにかく、丁寧に焼くことですね。


2.高柳さん モノクロ 11枚

どういうトーンで焼くか、どういうイメージを伝えたいか。見るほうもそういうつもりで見る。そこが写真の怖いところ。
写っているものはなんでもないものでも、寂しいもの、暗いイメージのものになってしまう。
何が写っているかは関係なく、どのトーンで焼くかが全て。
プリントで伝えていくことは大事だけど、それが前に出すぎるのも危険。
若い頃に、ハイコントラストでガチガチの写真がうれしい、みたいなのと変わらなくなってしまう。でもこれは美しいですよね。
具体的なものが写っている撮り方のほうが、見てるほうも楽しい。
こいうの、キリないじゃないですか。楽しいですけどね。
まず人が撮らない、シンプルなもの、わけわかんないものの方が面白いかもしれない。
濡れた草や地面を撮ったものよりは、透け感のある植物を撮ったものの方が、発見したときのことを見るほうが想像できて楽しい。
もしくは、水たまりや地面だけを集めるのも楽しい。そうすると、トーンだけの写真ではないような、メッセージが出てくる。
楽しんでいるのが伝わってきます。


3.紙屋さん カラー 42枚

まず撮らないし、選ばないものを出されると、こっちが試されてる感じがする。
どう撮ったかよりも、選ぶときに、どうしてこの人はこれを入れたんだろう、と考えざるを得ない。
見えないキャッチボールをせざるを得ない、それが写真のおもしろさ。
一定の撮り方をしない、被写体を選ばないんだよね。
これはどういう括りで見せていくか、完成形がないから。
どういうタイトルをつけてどうまとめるかで、意味合いが変わってくる。
具体的な展示とか、考えてる?
写真はどんどん撮れちゃうし、どこかで区切りをつけないと、溜まるしわけわかんなくなっちゃうでしょ。
写真を消費していくことをしないと、次になかなかいけないよね。
個展もいいけど、自分の知り合いしか来ないから、グループ展のいいところは、自分の知らない人も見てくれる
ところだから。
何人かでやってもいいし。
デジタルは、際限なく撮れてしまうよね。どうしましょう(笑)
個人のHPはそんなに人は見てくれないしね。一瞬見るだけの寂しさみたいなものもあるし。
どっかでデジタルに切り替えないといけなくなるんだろうけど、憂鬱になるんだよね。あとから見返す作業をしなくなるような気がするんだよね。
やっぱり、1回、出すこと考えましょうよ。キリないよ。1度にたくさん展示できるスペースとか探してさぁ。


4.曽根さん カラー 16枚

色味も揃ってるし、きれいに焼けてると思います。
特に海外だと、曽根さんのパーソナルを出すべきか、いつものアイテムみたいなのを出していくのと、
もうひとつ何かがほしい。
それを、見ている人が共感したり、好ましいと思うものであればいい。
いっぱい写真を見せる中で、「私の写真」を見せていかないといけない。独特の色、被写体、構図・・・
それは規定のものじゃないほうがいい。「私の写真」と、分かるものがあるといい。
撮ってるものとか、もっと個性的でもいい。
分かりやすいのは、1冊本を作ろうとすること。タイトル・表紙・並べ方を考えることが、自分が何をしたいかを見つけていく作業だと思うので。
上手に撮れているから、見栄えがいいから、いい写真、ではない。惑わされてはいけない。
本当に自分が見せたいものは何かをちゃんと見せる。
シビアに見て、捨てていくことも大事。
曽根さんの掴み所のないところを、写真に出していくといい。私はこういう人、という、写真でキャラクター付けをしていく事をこれからしていきましょう。
どういうところに出して行きたいのか、具体的に考えていこうよ。
どこを狙おうとか。そのための構成を考えたり、少しずつ動き出しましょうよ。
冊子は時間と場所を超えるから、強いよ。


5.松井さん カラー 16枚

カッチリ決まってる写真が多いですね。
港って、ワクワクするけど、意外と撮れないんですよね。なんか、面白味に欠けちゃうんだよね。
楽しいんだけど、いつも同じだなぁと思う。
工場、建物もうまいことハマりすぎると、そこから先の面白さにつながらない。
そもそも面白さを求めないのもある。
男の写真、という感じがする。
そこで止まれば、とてもいい写真は撮れるけど、そこから先にどうつなげるか、だと思うんですよね。
曇りの写真で陰影がないから、ますますそう見えちゃうのかもしれない。
人が入っているだけで、情緒的になったりするところが、写真の弱いところ。
フツウに見れば、写真のうまい人なんだけど、ここで終わったらつまらない。ここからどうするか。
安易に人が入ればいいわけじゃないし、難しいよね。
普段はもう少し感覚的に撮ってませんでしたっけ?
バッチリ撮れてるんだけど、それをどう料理するか。みんな平等に舞台に立っているけど、どれかをバックにしてもいいから、どうバランスを崩していくか、なんだよね。
バランスが取れているからこそ、弱い、というのはあるんだよね。
人のポジショニングとか、背景、よく見て撮ってるなと思うよね。
人が入ると、完成度を求めている写真じゃなくなって、その部分が弱くなって、本来そこにいない人が入ってくることによって、自分が閉じ込めようとしてる風景が崩される、というのを求めているのかなと思う。
全く偶然じゃないわけだから。人が来るのを待ったりするわけだから。
人が入ることによって、よくなるかもしれないし、崩れるかもしれない、その偶然性に賭ける部分もある。
人が入ると、なまっぽくなるよね、写真が。




6.程田さん A3カラー 19枚

今回はガンと強い写真が多いね。詰め込んでる感じ。
1枚だけ雰囲気が違うのがあるね(笑)この辺は上手くできすぎちゃってるね。
こういう、どうしようもないやつがいいよね。
テクニックや思想を感じさせないものがいいんじゃないですかね。
言葉をポンと持ってくるとか、キャラクターがもう立ってきているので、そこをもっと出すといい。
街の変なものとか、セルフポートレイトとか、うまくバランスが取れてればいいと思う。
コンテストも、ギュッと凝縮して出すといいと思う。
大きさが違うと、イメージ違うよね。


7.湯浅さん モノクロ 18枚

シャドウ部の潰れ方がきもちわるい。コントラストはあるのに、潰れ方が、一番黒いところが黒くないからそう感じちゃうのかな。締りがないというか。
印画紙と現像液の組み合わせによって、ぜんぜん変わっちゃうからさ。
どの組み合わせが自分はいいのか。温度が高いとねむくなるし、定着が長いとねむくなる。10分は長いかな。
せっかくいろんなものが写ってる写真なので、ディテールが見えないともったいない。
完成形を撮り過ぎているので、今は意味の無いものを撮ってみることが大切。
全部とは言わないけど、具体的なもので何が自分は好きなのか、そういう中に自分のオリジナリティーが出てくるものなので、それに気づくと今度は意識的に撮るようになるので。
プリントでもっとよくなる写真ですね。


8.鈴木さん モノクロ 18枚

写真としての美しさがある。
猫いっぱい撮ってるの?撮られ慣れてる猫だね。(これいいね、これもいいね・・・((笑))
タイムラグがあるカメラだと、猫撮れないんだよね。
うちの猫は、モノクロにすると、どこが頭でどこがしっぽか、分からなくなるんだよなぁ〜(笑)
犬好きは自分ちの犬しか好きじゃないんだけど、猫好きはどこの猫も好きだから、猫をDMにするといっぱい見に来てもらえそうだね(笑)


以上です。

終了後に、OBのみなさんが合流、野村恵子さんの手料理と、おいしいお酒とともに、
尾仲さんのスライドを見せていただきました。
立派な野菜で作られた料理はどれもおいしく、スライドもすばらしくて、幸せな時間でした。
坂巻さん手作りの肴も、とてもおいしかったですね。

みなさんありがとうございました。


次回は10月22日(土)13時から 高円寺馬橋会議室です。

よろしくお願いします。

街道塾2011東京 | comments(0) | trackbacks(0)

スポンサーサイト

- | - | -

COMMENTS

COMMENT FORM




 

 

TRACKBACK

Trackback url: